お仏壇のお参り基本マナー

お知らせ
  1. お仏壇の扉を開け(※)、お仏壇にお供え物を供えます。
  2. お線香を上げ、おりんを鳴らします。
  3. 数珠を持って合掌し、念仏を唱えます。
  4. 再びおりんを鳴らします。
  5. 合掌して礼拝
  6. お供え物を下げて、お仏壇の扉を閉めます(※)。

※お盆の時期や親戚などが集まるとき以外は、朝開けて、夜閉めるのが一般的です。


お仏壇のお参り基本マナー ②(友人・知人宅への訪問時)

  1. 訪問したら「お線香を上げさせてください」と一言断りを入れてお仏壇の前に座ります。
    香典・お供え物があれば、お仏壇に静かに置きます。
  2. 遺影やお位牌に目を向け、静かに挨拶します。
  3. 線香を手に持ち火をつけますが、ろうそくに火がついていなければ先にろうそくへ火をつけます。
  4. 線香を立て、数珠を持って合掌し、お参りします。
  5. お参りを終えたら仏壇に向かって一礼、座ったままの状態でご遺族(家人)に向きを変えて更に一礼します。


ろうそくに火をつける際の基本的な作法

ろうそくに火をつける

  • マッチまたはライターで火をつけます。
  • この時、左手でろうそくを支え、右手で火をつけるのが自然です。
  • 火を吹き消すのはNGです。消すときは手であおいで消すか、専用の「火消し(火消し棒)」を使います。

線香に火をつける

  • ろうそくの火を使って線香に火をつけます。
  • 線香の先端に火がついたら、手であおいで炎を消し、煙が立つ状態にします
  • ※ここでも口で吹き消さないのが基本マナーです。

線香を香炉に立てる/寝かせる

  • 宗派によって異なります。浄土真宗は線香を「寝かせる」、それ以外は「立てる」ことが多いです。

ろうそくの火を消す

  • 線香をあげ終わった後は、ろうそくの火も手であおいで消します。

火を吹き消してはいけない理由
口は不浄とされているため、仏前で息を吹きかけるのは無作法とされています。
また、「命の象徴である火を吹き消すのは縁起が悪い」とも言われます。

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