
- お仏壇の扉を開け(※)、お仏壇にお供え物を供えます。
- お線香を上げ、おりんを鳴らします。
- 数珠を持って合掌し、念仏を唱えます。
- 再びおりんを鳴らします。
- 合掌して礼拝
- お供え物を下げて、お仏壇の扉を閉めます(※)。
※お盆の時期や親戚などが集まるとき以外は、朝開けて、夜閉めるのが一般的です。
お仏壇のお参り基本マナー ②(友人・知人宅への訪問時)

- 訪問したら「お線香を上げさせてください」と一言断りを入れてお仏壇の前に座ります。
香典・お供え物があれば、お仏壇に静かに置きます。 - 遺影やお位牌に目を向け、静かに挨拶します。
- 線香を手に持ち火をつけますが、ろうそくに火がついていなければ先にろうそくへ火をつけます。
- 線香を立て、数珠を持って合掌し、お参りします。
- お参りを終えたら仏壇に向かって一礼、座ったままの状態でご遺族(家人)に向きを変えて更に一礼します。
ろうそくに火をつける際の基本的な作法
ろうそくに火をつける
- マッチまたはライターで火をつけます。
- この時、左手でろうそくを支え、右手で火をつけるのが自然です。
- 火を吹き消すのはNGです。消すときは手であおいで消すか、専用の「火消し(火消し棒)」を使います。
線香に火をつける
- ろうそくの火を使って線香に火をつけます。
- 線香の先端に火がついたら、手であおいで炎を消し、煙が立つ状態にします。
- ※ここでも口で吹き消さないのが基本マナーです。
線香を香炉に立てる/寝かせる
- 宗派によって異なります。浄土真宗は線香を「寝かせる」、それ以外は「立てる」ことが多いです。
ろうそくの火を消す
- 線香をあげ終わった後は、ろうそくの火も手であおいで消します。
※火を吹き消してはいけない理由
口は不浄とされているため、仏前で息を吹きかけるのは無作法とされています。
また、「命の象徴である火を吹き消すのは縁起が悪い」とも言われます。