お彼岸のお供え物




お彼岸のお供え物といえば、ぼた餅や日持ちするような果物、お花、菓子折りなどが一般的ですが、仏教の教えでは「五供(ごく)」が基本です。
五供⇒お線香・お花・ロウソク・お水(浄水)・飲食(お茶・食べ物)のいずれかをお仏壇とお墓にお供えしましょう。
ちなみにお供えした食べ物は、ある程度時間が経ったら回収してみんなで召し上がることをオススメします。
お墓参りのときには帰る際に墓前から下げてください。
お供えした食べ物を下げて食べることは「仏様やご先祖様と食事を分け合うこと」になり、供養の一つとされています。
お彼岸とは?

お彼岸とは、春分の日と秋分の日をそれぞれ中日(ちゅうにち)とし、その前後3日間を合わせた各7日間のこと。これは日本の雑節の一つで、ご先祖様を供養し、感謝の気持ちを捧げる仏教行事です。
お彼岸の期間中にお墓参りをするのが一般的ですが、なるべくなら中日(春分の日・秋分の日)に行くのが良いとされています。
春の彼岸には「ぼたもち」、秋の彼岸には「おはぎ」をお供えするのが慣習です。春に咲く牡丹に見立てた「ぼたもち」と秋に咲く萩の花に
見立てた「おはぎ」は基本的に同じものですが、食べる時期やあんこの種類、形の違いなどによって呼び方が異なります。
お彼岸はあの世とこの世が最も近くなる日
仏教では、春分の日と秋分の日は「あの世」と「この世」との距離が最も近づく時期と考えられています。
私たちが日々暮らしている欲望に満ちた現世を「此岸(しがん)」と呼び、煩悩を超え悟りに至った仏の住まう浄土を「彼岸」といいます。そこは、精進を重ね煩悩を断ち切った先に到達できる、いわゆる「悟りの境地」です。
お彼岸の日は、この世と彼岸が通じ合い、悟りへの道すじが垣間見える特別な日とも言われています。
「彼岸」という言葉の由来は、サンスクリット語 パーラミター(波羅蜜多) を漢訳した「到彼岸(とうひがん)」にあります。
おはぎとぼた餅の違いとは?

「おはぎ」と「ぼたもち」は、実は同じ食べ物ですが、呼び名が季節によって変わるんです。
- 呼び名の季節
ぼたもち(牡丹餅)
→ 春のお彼岸に食べる。牡丹の花に見立てた名前。
おはぎ(御萩)
→ 秋のお彼岸に食べる。萩の花に見立てた名前。 - 使うあんこの違い(地方や家庭による)
春の「ぼたもち」:小豆が春先は皮が固めなので、こしあんにすることが多い。
秋の「おはぎ」:秋は新小豆が出回る時期で皮がやわらかいため、つぶあんにすることが多い。 - 大きさや形
地域によっては、春は大きめで丸い形(牡丹の花をイメージ)、秋はやや小さめで俵形(萩の花の小さな粒をイメージ)と作り分けることもあります。
2026年のお彼岸は?
春のお彼岸
- 彼岸入り: 3月17日(火)
- 中日(春分の日): 3月20日(金・祝)
- 彼岸明け: 3月23日(月)
秋のお彼岸
- 彼岸入り: 9月20日(日)
- 中日(秋分の日): 9月23日(水)
- 彼岸明け: 9月26日(土)

